多聴多読マガジン 2017年6月号(Vol.62)

2017年5月6日発売
A5判153ページ＋CD1枚(53分30秒)

●特集は、「聞く力」「話す力」を鍛える! 100万語英語シャドーイング
聞き取った英語をそっくり真似して声に出し、「影のように」ついていくシャドーイング。まず聞く力が伸び、次に英語表現の知識が脳の中で強化され、続けて話す力が伸びるという、3つの効果が実証されています。ただ聞いているだけでは、いつのまにか「聞き流し」になりがちなものですが、シャドーイングをすると音への集中力が格段に高まり、実際にはちゃんと発音されないような細かな部分まで、ネイティブと同じように音を補いながら聞き取れるようになります。今号の特集では、シャドーイングの練習の手順をひとつひとつ丁寧に説明します。

●やさしい洋書を読み、CDの朗読音声を聞く「快読快聴ライブラリ」
[1] The Emperor's New Clothes
アンデルセン童話『はだかの王様』を、やさしい英語絵本の感覚で楽しめる作品です。
[2] Anna and the Fighter
おばさんを訪ねて初めてひとり旅に出た主人公が、列車の中でトラブルに巻き込まれるサスペンス。
[3] Favorite Asian Folk Tales
フィリピンの昔話をやさしい英語で紹介します。貧しい老人を助けたお礼に、魔法の本や笛をもらった主人公たちが、王女の病気をみごと治します。
[4] Great Inventions around Us
偶然の結果として発明されたチョコチップクッキー、アイスキャンデー、付箋が、どのような経緯で生まれたのかを紹介します。

●ワンランク上の原書を読む「快読快聴ライブラリ・プラス」
Fantastic Beasts and Where to Fing Them
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本であるJ・K・ローリングの作品の冒頭部分を掲載。

【超プレゼンターの英語】
TEDでもおなじみの起業家デレク・シヴァーズ氏と、MITメディアラボ所長、伊藤穰一氏の英語スピーチを聞いて、わかりやすい話し方、相手に伝わる話し方の極意を学び取りましょう。

【映画スターインタビュー1】
ディズニー実写映画『美女と野獣』でベルを演じたエマ・ワトソンにインタビュー。子どものときに何度も繰り返してアニメ版映画を見て、ベルをお手本として成長してきたというエマ。ベルは本当はどんな女性なのか、アニメ版では語られなかった部分を理解するところから役作りが始まったと語ります。
【映画スターインタビュー2】
エディ・レッドメインが『博士と彼女のセオリー』のホーキング博士役に決まったときの心境を語ります。いつもなら役が決まったあと1～2週間は有頂天になるのに、この役では1秒もかからず、準備を始めなければという現実に引き戻されたそうです。