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人間関係をつくる英会話

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著者: 高橋 朋子
A5判224ページ+CD1枚(10分09秒)

・Sorry!とI'm sorry.は大違い
・いきなりNoと答えるアメリカ人はいない
・Difficultは断りの言葉ではない。はっきり「できない」と伝えよう
・Reallyの入った疑問文は異議申し立てのシグナル。Yesの答では相手は納得しない
・ほめているわけではないinteresting。次には批判が続く可能性大
・Potentialに可能性はない。相手は深刻な疑念をもっているはず
・ほめられて、「ホント?」のつもりでIs it true?と言うのは、かなりまずい
・お誘いにsoonやsometimeが入ったら、それは社交辞令。本気にしないように


●丁寧かつ真摯に話しているのに、なぜ?
文法的にしっかりした英語を話し、語彙も豊富なのに、日本人の話し方があまりにぶっきらぼう。かと思うと今度は逆に、曖昧すぎてイライラさせられることがある……。
英語のネイティブスピーカーがいだく疑問です。日本人本人はもちろん、丁寧に、うまく話せているつもりです。こうしたすれ違いは、別に日本人が悪いわけではなく、英語と日本語の社会的ルールが異なることに起因します。

●話し方の社会的ルール=第二の文法、日本人が知らなかった30のルール!
いかにも初心者という話し方であれば、たいていのことは大目に見てもらえても、英語で対等にコミュニケーションを図る、あるいは英語を使ってビジネスをするという段階になれば、知っておかなければならないルールがあります。文法上の間違いはすぐに間違いとわかりますが、話し方のルールは「単に知らないだけ」とはわかりにくいため、思わぬ誤解を招いたり、悪い印象を与えたりする結果になりかねません。そこで、アメリカ在住40年の高橋朋子先生が、日本人が遭遇しそうな具体例を挙げ、失敗例の原因を考察しながら、30のルールを示します。

■たとえば、Please wait.は苛立ちの表現■
普通に「ちょっと待ってください」の意味合いで言ったつもりなのに、実際には、Don't push me so hard.「そんなに急かさないでよ」というニュアンスになってしまいます。Pleaseをつけておけば丁寧な頼み方になると、つい思いがちですが、「Please+動詞」は命令形に毛が生えた程度のもの。上からものを言っているような印象があるため、なるべく使わないのが一般的です。

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