世界が語る日本(『多聴多読マガジン』2011年7月号臨増)
通常価格:¥1,341
税込
A5判、140ページ、CD1枚付き
●多くの外国人が日本を脱出したのはなぜだったのか
本当は何が起きていたのか
検証! 時系列で追う [政府・日本メディア]vs[海外メディア・国際機関]
震災直後、各国政府がチャーター便を出して自国民を日本から脱出させる事態に。原発事故に関する日本と海外の報道には、どのような相違があったのでしょうか。「炉心溶融の進行度」「避難指示に対する見解」「評価尺度の妥当性」の3つの観点から、保安院や国内主要メディアの発表と、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、BBCの報道を時系列で比較検証します。
●情報を読み取るための英和キーワード74
インターネットや英語ニュースから、地震や原発事故に関する情報をダイレクトにキャッチするうえでキーとなる用語74をピックアップし、詳細な解説を加えました。さらに、英和表現早引きリスト149を作成して、例文付きで紹介します。
●英語で発信するための和英表現リスト353
国外に避難した外国人にとっては、「情報の不足」も大きな理由でした。あおりたてるような報道をする英語メディアがあったのも事実です。そこで、わたしたちが日本の状況を自ら英語で発信する際に役立つ、「屋内退避地域」「避難勧告」「計画停電」「出荷制限」「風評被害」「過度の自粛」など、インデックスがわりに使えるの和英表現リストも掲載しています。
●VOAニュースで聞く震災報道
付属CDには3月11日の第一報を伝える緊急ニュースから、4月12日の「レベル7」引き上げまで、7本のVOAニュースを収録して、英文、日本語訳、語注を掲載。また、ツイッターからの呼び掛けに、オノ・ヨーコやウィリアム・ギブスンといった著名人も含む89名が寄稿したチャリティ電子書籍企画、#Quakebookの制作者へのインタビューも収録しています。