多聴多読マガジン 2012年2月号(Vol.30)
通常価格:¥1,445
税込
A5判、CD1枚付き
●特集は、同時通訳者に学ぶ英会話瞬発トレーニング
多聴多読でインプットした英語を、そのままアウトプットにつなげたいのは学習者の願い。しかし、私たちの頭脳は1リットルの水を入れても、出てくるのは1ccだったりします。最初のひとことをスムーズに口に出すにはどうすればいいのか、日本語で考えていることを英語で発信する際のポイントは何なのか、その極意を同時通訳者として活躍中の柴原智幸先生が教えてくれます。キーワードは「ナチュラルさにこだわらない」「まず言い切って、あとから付け足す」「頭の中の子どもに協力してもらう」の3つ。すぐにチャレンジできる練習問題付きです。
●「快読快聴ライブラリ」で洋書を読み、付属CDで朗読を聞いてみよう!
[1] Flying South
太陽を求めて南に旅する小鳥を描いた絵本。リズミカルな擬音語が多用されており、音読やシャドーイング入門の練習に最適。
[2] Newspaper Boy
探偵に憧れる新聞配達の少年が事件に巻き込まれ、何とか解決しようと知恵を絞ります。途中でコミック形式になったり、新聞記事が差し込まれたりと凝った構成になっており、臨場感が楽しめます。
[3] The Story of Popular Music
世界のポピュラー音楽史を紹介するノンフィクションから、1950年代のロックンロール誕生から70年代のロック全盛時代までの章を掲載。当時のスターたちの写真に、懐かしくなる読者も多いはず。
[4] Meet Me in Brazil
ロンドンの運送会社に勤める主人公が、ブラジルに1カ月出張することに。準備万端で出発したものの、ブラジルの空港に着いた途端に何者かに誘拐されてしまいます。
●『マジック・ツリーハウス』の原作者に単独インタビュー
全世界で1億部を超えるベストセラーの著者、メアリー・ポープ・オズボーンさんが東京国際映画祭に招かれて来日しました。アメリカで映画化の話があっても20年間断り続けてきた著者が、日本のアニメ映画化を認めたのはなぜなのか、物語のアイデアはどのように浮かんでくるのか、興味深い話をたっぷりお届けします。
●「快読快聴ライブラリ+」は『マジック・ツリーハウス』
学習者向けのリーダーと違い、レベル調整していない作品を紹介するコーナー。今号はMagic Tree House #1 Dinosaurs Before Darkから第1、2章を掲載。行動的な妹と慎重な兄のふたりが、思いもかけない世界に引き込まれる冒険ファンタジーを原書で味わってみましょう。
●レオナルド・ディカプリオにインタビュー
FBI長官ジョン・エドガー・フーバーの生涯を描いた映画『J・エドガー』主演のディカプリオが、クリント・イーストウッド監督の撮影手法や老け役を演じるにあたっての役作りについて語ります。