読みながら英語力がつく やさしい洋書ガイド
通常価格:¥1,540
税込
A5判、157ページ
佐藤まりあ 著
■多読の新しい楽しみが見つかる
ほんとうにやさしいものから読み始めて、「すらすら読む」感覚をつかむことが英語多読の第一歩。辞書を引かないのはもちろん、頭の中で日本語に訳さなくても意味がわかるレベルの本を選ぶことがポイントです。本書では、英語学習者用に語彙制限されたGraded Readersは扱わず、アメリカの小学生が読む本をメインに全202冊を紹介します。このレベルの本をたくさん読むと、基本語の多彩な使い方が自然と身につき、日常会話力にも直結します。リーダーを英語レベル順に読んでいて行き詰まったときなどに、新しい多読の楽しみがきっと見つかります。
■季節に合わせて読む楽しみ
まずアメリカの祝日のしくみを説明し、イースターやハロウィーンなどの季節の行事を扱ったノンフィクション、バレンタインやサマーキャンプなどをテーマとしたフィクションを紹介します。多民族国家ならではの、アイルランド、メキシコ、中国、あるいはイスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教などの祝日についても解説します。
■その日の気分に合わせて読むなら
疲れたときに読みたい癒し本、動物が主人公のなごみ系、怖いものやミステリが読みたい気分のときのおすすめ本などを紹介します。
■読むことで背景知識が広がる本
読書を楽しみながら、アメリカの歴史や社会制度の知識が増える本、家庭のしつけや学校の教育方針がたくみに盛り込まれた本、いじめやマナー、エチケットを扱った本などを紹介します。知っているようで意外と知らないアメリカの実生活が見えてくるはず。ほかに、アメリカの本に比べて、辛辣な皮肉や苛酷な現実も描かれるイギリスの本、アメリカの本は幼い、イギリスの本は暗いと思う人におすすめのオーストラリアの本も取り上げています。